私が断捨離をやってみようと思ったきっかけは佐々木典士さんの「ぼくたちに、もうモノは必要ない」を読んだことです。
この本にはモノに対する執着やモノに対する考え方などが書かれています。
なぜこれだけモノが溢れているのか、果たしてそのモノは本当に自分にとって必要でなくてはならないものなのか。
1つ1つ紐といていくとモノに対する価値観や自分の価値観が見えてきます。
断捨離をするうえでまず第一ステップとしてものをしっかりと分別していくことが大切です。
私は最初に「必要なもの」「あったら便利なもの」「別になくても困らないもの」「必要のなくなったもの」に分けました。
まず始めに前は使っていたが今は「必要のなくなったもの」を捨てたり売ったりしました。
特にブランド品は売るようにしました。
あらためて見ていくと昔の思い出や情景が蘇ってきます。これは断捨離をしようと思ったからこそ蘇ってくるものだと思います。
なぜなら「必要のなくなったもの」はただただ押し入れに放置されているだけで目に見えないところで保管されているからです。
これでまず第一段階です。
次に、「別になくても困らないもの」です。これはどうして捨てられなかったかと言うと思い出のある品だからという点があげられるものが多いです。
頑張って貯めたお金で買った思い出のモノ、記念日に大切な人からプレゼントされたモノなど思い入れがあると物は捨てにくいと思います。
でもモノを減らしたいので私がとった行動はそのモノを写真を撮ってから捨てるということです。
携帯にその写真を残しておき大切に保管しておけばモノはなくなっても思い出は残るものだと考えました。
そして次は「あったら便利なもの」です。日本は職人さんが多く便利なものが溢れています。私もこういった便利なものがだいすきでした。
ただこの「あったら便利なもの」もある程度使ってしまうと飽きがでてしまい使う機会も減ってくると思います。
そこで私はこの「あったら便利なもの」をわざと遠ざけてみました。するとものの見事に使わなくても全然生活できることに気づきました。
一見便利に思えても意外とそのものが登場する回数は本当に数えられる程度だと感じました。
また、今まで好んで買っていたブランドのバッグや革小物などは、なぜわざわざ高いものを買っていたんだろうという気になってきました。
そして、最後に残った「必要なもの」だけで生活をしてみるとこれだけで十分満たされますし何よりもモノが減り身軽になった部屋、自分でいられることがものすごく心地よく感じられるようになりました。