華鬼 ~恋い初める刻 永久の印~

人とは違う種族鬼が存在する世界で、鬼には男鬼しか生まれません。そのため花嫁は人の中から選ぶのですが、生まれた時に目をつけた女の子に鬼の花嫁の目印を付けます。それにより、人の男性からも性的に襲われやすくなります。本来であれば鬼が被害に合わないよう保護するのですが、主人公神無は保護されていなかったため、辛い人生を送ってきました。性格も内向的で、おとなしいですが、芯はある主人公でした。

16歳の誕生日に鬼の住む鬼ヶ里へ、移り住みます。そこでも鬼に生命を狙われ、同じ花嫁である人間の女の子たちからもいじめを受けます。その中で守ってくれる鬼たちと交流していきますが、よくこんな環境で神無は心が折れなかったなと思います。

そんな世界観ですが、ストーリーの中で、それぞれの鬼と交流を深め、本来の花婿であるはずの華鬼がなぜ守ってくれなかったのか、攻撃してくるのかといったことも明かされていきます。それぞれの心情がとても丁寧に描かれており、主人公に感情移入しながらストーリーを追うことが出来ました。

試練をいくつも乗り越え、神無が幸せそうに笑うラストは感動モノでした。乙女ゲームですが、無性に主人公を幸せにしたくなるゲームです。可愛い女の子が好きな方にはおすすめです。