色んな意味での断捨離

以前、私自身が行った断捨離について書いたことがありましたが、今回は知人の話です。

奥さまが亡くなってはや3年。

やっと気持ちも落ち着いてきて、ひとり暮らしにも慣れてきたころ、断捨離を決意したのです。

彼はもともと物をたくさんもっておくのが苦手で、何でもすぐに捨てたがり、物を捨てたがらない奥さまとよく喧嘩をしていました。

めったに喧嘩をしない仲の良い夫婦でしたが、物を捨てる、捨てないということではよく揉めていました。

そして今ひとりになった彼は、ものすごい勢いで物を捨てはじめました。

時々彼の家に様子を見に行くのですが、行くたびいろいろな物がなくなっているのです。

毎日せっせと荷造りし、ゴミ捨て場に運んだり、いらない家具や食器、電気製品、古本などは、買取センターや古本屋に買い取ってもらったりと忙しい日々を送っていたようです。

http://ybklopaq23.hatenablog.com/entry/2015/09/13/153345

部屋はどんどん物がなくなりシンプルになっていきました。

奥さまの思い出の品がどんどんなくなっていくのは少し寂しい気もしましたが、今は彼の家なので、彼が快適に住めることが第一優先です。

そしてこのたび彼は、息子さんの住むおうちの近くへの引っ越しをすることになりました。

もう80歳以上の高齢なので、いつまでも一人暮らしをさせておくのも心配ということで息子さんの住むマンションの隣りの部屋へ引っ越すことになったのです。

その時にはもう自分の身の回りの本当に必要な物しか残ってなかったので、ダンボールを2つ宅配で送るだけの、簡単な引っ越しとなりました。

荷造りもすべて自分で済ませ、翌日体ひとつで新しい地へと旅立ったようです。

なんて迅速で軽やか。

そして物だけではなく、わずらわしい人間関係もこの機会にすべて断捨離し、精神的にも楽になったそうです。

そして今も小さなワンルームマンションですが、必要最小限のものだけに囲まれて誰にも気兼ねせず、快適な生活をしています。

この彼の暮らしぶりを見ていて、まだまだいらない物や、わずらわしい人間関係に縛られている自分と比較してしまいました。

私もいつかは彼のようにいろいろな意味での断捨離をして、今よりもさらにすっきりシンプルな快適生活を目指したいと思っています。